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広域観光連携 小川町と寄居町と東秩父村~3町村インスタグラムフォトコンテスト開催~

開催します!3町村インスタグラムフォトコンテスト

 小川町・寄居町・東秩父村広域観光連携協議会では、令和5年度事業として「3町村インスタグラムフォトコンテスト」を開催します。小川町、寄居町、東秩父村内で撮影された写真が対象で、応募期間は12月1日(金)から31日(日)までです。表彰者には、豪華な特産品が送られますので、お気軽にご応募していただければと思います。参加方法等の詳細については、町公式ホームページをご覧ください。

3町村インスタグラムフォトコンテストチラシ

小川町と寄居町と東秩父村

 全部で63もの市町村があり、全国で3番目に市町村数が多い埼玉県。各自治体では歴史や祭事、特産品、産業などが異なり、それぞれの地域の魅力があります。
 埼玉県内の市町村を大きく分類すると「秩父地域」「西部地域」「東部地域」「北部地域」「中央地域」の5つの地域に分けられ、寄居町は、熊谷市や深谷市などと同じ「北部地域」に分類されます。また、寄居町の周辺には7市町村が隣接しており、その内の比企郡の「小川町」と秩父郡の「東秩父村」はともに西部地域に分類されます。
 小川町は「武蔵の小京都」と呼ばれるほど、駅前周辺には歴史を秘めて感じる史跡や昔ながらの面影とどこか風情を感じる町並みが広がります。また、伝統産業としても1300年の伝統を誇る小川和紙や絹、酒造などがあります。その小川和紙を使った豪華絢爛な竹飾りが彩る「小川町七夕まつり」は、例年7月に開催され、古くからの歴史があり、祭り当日は大いに賑わいます。

大勢の観光客で賑わう夜の「小川町七夕まつり」

 東秩父村は、埼玉県で唯一の村であり、周辺を外秩父山地などの山々に囲まれ、自然豊かな花の郷です。重要無形文化時の「細川紙」の産地であり、例年11月には「道の駅和紙の里 ひがしちちぶ」において「和紙フェス」が開催され、和紙漉き体験のほか、様々なイベントが開催されています。また、一年を通じてハイキングを楽しめるなど、大勢のハイカーが訪れています。

色とりどりの花が咲く「道の駅和紙の里 ひがしちちぶ」

3町村(小川町・寄居町・東秩父村)が広域観光連携協議会を設立

 近年、全国的に人口減少や高齢化がさらに進む中で、小川町や寄居町、東秩父村もその例外ではありませんでした。そこで、違った地域に属し、それぞれの地域資源を最大限に生かしながら連携して地域の活性化と産業の振興を図ることを目的として、平成28年6月に「小川町・寄居町・東秩父村広域観光連携協議会」を設立しました。
 これにより、3町村が連携し、それぞれ地域の魅力や特色を積極的にPRし、多くの方々に訪れていただくための方策を様々な角度から検討していくこととなりました。

埼玉県内初!和光市との相互交流宣言に関する共同宣言

 同協議会において、大幅に進む人口減少の中での、交流人口の増加による地域活性化が課題となっていました。そこで、3町村という地域の枠を超えた都市部との相互交流について検討を進め、県と様々な協議を重ねた結果、県内では都心から近い「和光市」との間を取り持っていただけることとなり、平成28年11月から協議を始めることとなりました。
 和光市とは、鉄道(東武東上線)や道路(関越自動車道、国道254号線)によって繋がっていることやアクセスが良好で、荒川の上流・下流であること、同企業(HONDA)があることなどの共通点があります。
 そこで、平成29年1月19日には、埼玉県知事公館(さいたま市)において、当時の埼玉県知事立ち合いのもと、和光市と3町村(小川町・東秩父村・寄居町)との相互交流に関する共同宣言署名式が行われました。

相互交流に関する共同宣言署名式

 以後、和光市と小川町、寄居町、東秩父村の4自治体において、それぞれの住民の郷土への愛着心向上や、更なる地域の発展と振興を目指して、地域資源や特性を生かした相互交流が行われることになりました。
 具体的な事業として、平成29年8月の埼玉伝統工芸会館(小川町)、鉢形城歴史館(寄居町)、和紙の里(東秩父村)の3か所を巡る和光市社会科見学(小中学生対象)モニターツアーや10月の3町村の魅力を味わおうツアー(和光市民などを対象)を実施し、実際に見学・体感するなど、それぞれの地域の魅力を楽しみました。
 一方、和光市においては、市内で開かれた平成29年1月のニッポン全国鍋グランプリや11月の和光市民まつりなどのイベントで観光PRブースを出展し、3町村の特産品の販売や観光PRを行いました。

鉢形城歴史館内を見学する和光市のモニターツアー参加者
3町村で和光市のニッポン全国鍋グランプリ出展

 その後も、3町村では、それぞれの主要な観光スポットを巡るスタンプラリーの実施や東京日本橋での観光PRブース出展、和光市からは仙元山(小川町)や鐘撞堂山(寄居町)、皇鈴山(東秩父村)などを登るハイキングの受け入れなど、現在も様々な交流を行っています。
 他にも3町村の豊かな自然や世界に誇る工芸品、様々な体験スポットなどをまとめた「埼玉の穴場!3町村ガイド」のパンフレットを作成し、関係施設等で配布しています。

「埼玉の穴場!3町村ガイド」パンフレット

 他にも寄居町の広域観光の輪は、埼玉県内にとどまらず、姉妹都市(小田原市、八王子市)や東武東上線沿線サミット(豊島区・川越市・坂戸市・東松山市・越生町)、北武蔵地区観光連絡会(埼玉県北部地区や秩父地区の自治体・観光協会等)など多岐にわたっています。
 広域観光連携は「一つの観光地を訪れる観光」から「1つないし2つの観光エリアでじっくり滞在する観光」もしくは「複数の観光エリアを訪れる観光」への転換を目指すものと位置付けられており、今後も関係地域と連携することで、来訪のきっかけをつくり、関係人口の増加、地域全体の活性化を目的に、様々な事業の展開を図っていきます。

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