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雀宮公園の四季の魅力

歴史と自然が共生し、寄居町の中心市街地に位置する雀宮公園は、歌舞伎の名優・七代目松本幸四郎の別邸跡地を整備したもので、毎年紅葉のシーズンになると、町内外から多くの方が訪れます。また、一年を通してさまざまな見どころがあり、来訪者を楽しませ、やすらぎを与えてくれる憩いの場です。

今回は、雀宮公園の四季の見どころをご紹介します。季節によってさまざまな見どころがある雀宮公園の魅力を知っていただくことで、来園するきっかけになれば幸いです。


色とりどりの花々が、咲き始める季節。新緑が園内を彩り、梅が綺麗に咲きます。4月下旬頃には、ツツジが見ごろを迎えます。

四阿(あずまや)付近に咲く梅
北門を通り、少し進むとツツジが咲いています
園内に広がる新緑


7月に入ると、強い日差しを受けてより色づいた葉の緑と天一面を覆う透き通った空の青のコントラストが映える空間を作り出します。

木陰に入ると夏の日差しがやわらぎます
日差しに照らされ、緑が映える園内
暑い夏は四阿で涼みます


11月の紅葉シーズンになると、カエデやモミジ、イチョウが日に日に色づき、園内が赤や黄色に染まり、連日多くの方が紅葉狩りに訪れます。

例年、10月下旬から紅葉が始まります
11月中旬頃になると園内は秋色に染まります
イチョウも11月中旬頃には黄色に色づきます
11月下旬頃に見ごろを迎えます
朝陽を受けて、一部が光り輝きます
真っ赤に染まった園内が来訪者を迎えます
12月上旬頃までお楽しみいただけます


草木は葉を落として、寒さが身を切る季節。雪が降ると、園内一面が雪に覆われ、普段とは違った姿を見せます。

雪が積もるといつもと違った趣を感じます
園内一面が雪に覆われ、白い世界が広がります
白と黒が対照的に見え、映える世界に目が奪われます

このように、雀宮公園は四季折々の風景を堪能できます。特に、七代目松本幸四郎別邸にあった「武州寄居町雀亭」をイメージして建築された四阿に、古の趣きを感じることができる公園です。また、南門から玉淀親水遊歩道を通り、川沿いの自然豊かな景観を楽しながら、荒川が流れる玉淀河原へ進むと、荒川の雄大な流れを感じられる迫力のパノラマが広がります。雀宮公園と合わせてぜひ、玉淀河原へも訪れてみてください。

荒川のそばを通る玉淀親水遊歩道
玉淀河原もぜひ訪れていただきたいスポット

雀宮公園は、四季を通して風情ある景色が楽しめ、グループや家族連れが四阿で談笑したり、園内で風景を観賞しながら写真を撮ったりして、思い思いに楽しいひと時を過ごしていただけるスポットです。歴史と自然を肌で感じることができる雀宮公園を訪れてみてはいかかでしょうか。

 私は山の景色が好きですが、就中渓流が大好きで青葉時とか紅葉の頃に岩に激し、淙々として流れ行く京都の保津川下りなど殊に好みまして度々やりました、然し東京に住んで居る私共ですから東京附近にも斯ういふところはないものかと思つて居りますと、大正二年頃でしたか、秩父の長瀞と寄居の間七里の渓流が保津川に劣らぬところだといふことを聞いて行つてみました。
 そして大いに氣に入つたので直ちに膝を容るゝに足るだけでは御座いますが別莊も建てたので御座います、

引用 「松のみと里」 松本幸四郎著


【問い合わせ】
048-581-2121
「雀宮公園」「玉淀河原」について 商工観光課

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