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中心市街地活性化事業の進捗について ~歩きたくなる・歩いてお得なまちをめざして~

国の認可を受け、平成30年度から取り組んでいる寄居駅南口の中心市街地活性化事業が3年と9か月余りが経ち、目に見えて街の変化を感じていただけるようになりました。現在は、都市計画道路中央通り線を中心に整備を進めており、残りの期間で、駅前拠点施設や広場を整備する予定です。

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変わる寄居町

長年にわたり懸案であった寄居駅南口の中心市街地の整備に取り掛かったのが平成30年。多くの関係者の皆さまのご理解ご協力のもと整備は順調に進み、駅前の様子も様変わりしました。
市街地の人口は昭和40年代から徐々に減り続け、その傾向は現在でも続いています。この傾向に歯止めをかけ、再び市街地の賑わいを取り戻すため、先行してハードの整備を行い、今後は本格的にソフト面での事業を展開していきます。

★2020.2.10駅前写真2

2020年2月

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2021年12月

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2021年12月

好循環を生むために

ハード面の整備は、駅前広場、都市計画道路中央通り線、路地を活かした散策ルート、そして寄居駅南口駅前拠点施設と2つの広場の整備を行います。また、事業の一環としてすでに整備が終了している玉淀遊歩道、雀宮公園、玉淀河原併せて、市街地を回遊していただき、滞在時間を延ばすことで、賑わいの創出につなげ、さらには、人が増えることでビジネスチャンスにつながるよう、それぞれの事業をリンクさせ、全体的な視点から事業を進めています。

拠点施設について

ソフト事業の重要性

寄居駅南市街地の66.6㌶を対象に事業を進めていますが、今後重要となってくるのが、整備したハードを十分に活用したソフト事業になります。この区域では、北條まつりや、寄居玉淀水天宮祭、夏祭り、秋祭り等、様々なイベントが実施されています。賑わいを創出するため、このような各イベントも、勿論重要とはなりますが、本当の意味での賑わいとは、平常時にいかに、多くの人にまちに繰り出していただくことです。そのため、今後整備する拠点施設を核に、しっかりとした仕掛けを継続的に行うことが何よりも重要となります。

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賑わう秋の雀宮公園

まちづくり会社との連携

中心市街地活性化事業の推進にあたり、まちづくり会社との連携は欠かすことができません。寄居町には、商工会や地元事業者、そして町が出資して設立した「株式会社まちづくり寄居」がその役割を担っています。今後、ハード面の整備が完了し、様々な仕掛けを行う中で、その重要性はさらに高まってきます。町としても、しっかりと連携し、事業を推進していきます。

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まちづくり寄居で展開する地域貢献型自動販売機

中心市街地活性化事業の事業期間は、令和4年度までとなります。残された期間は1年3か月となります。しかしながら、まちづくりに終わりはありません。ハードの整備が完了した後がまちづくりにとって、非常に重要となります。商工会やまちづくり会社をはじめ、町民の方々にも様々な形でまちづくりにかかわっていただきたいと考えています。今後は、さらなる情報の共有、発信に努めていきますので、多くの方々の参画をお願いいたします。

問い合わせ:中心市街地活性化推進室

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