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水に恵まれた寄居町で夏を涼む

埼玉県秩父山地の甲武信ケ岳を源流とする荒川。この荒川が秩父盆地から渓谷美で有名な長瀞を流下し、山岳地帯を抜けて関東平野に注ぐ場所に寄居町があります。
 
埼玉県北西部に位置する寄居町。町の中心を荒川が流れ、名水100選にも選ばれた風布川・日本水(やまとみず)など、町の魅力を語るうえで、「水」は切っても切れない寄居町の魅力の一つです。
 
近年、夏の暑さで全国にその名が知られる熊谷市は寄居町の東に位置しますが、寄居町にも、その熊谷市に負けず劣らない暑い夏があります。
 
「水」に恵まれた寄居町。今回は、暑い夏の寄居町で涼を感じて楽しめる水辺スポットをいくつかご紹介します。


名水100選の風布川と日本水(やまとみず)

最初は、暑い夏でも涼を感じるスポット「風布(ふうぷ)」
 
寄居町の風布地区にある風布川日本水(やまとみず)は、「名水100選」、「水源の森百選」、「水の郷」に認定されており、「水の三冠王」に選ばれています。

夫婦滝(風布川) 
日本の里(風布川)

 風布川は、日本水を源流の一つとする川で、川遊びにはもってこいのスポットです。透き通った風布川では、サワガニや蛍、さまざまな生き物に出会うことができ、周りには木々が生い立ち、川の水の温度は低いため、暑い夏でも涼を感じながら遊ぶことができます。

日本の里 風布館

川遊びのほかにも家族連れやグループで楽しめる風布のスポット「日本の里 風布館」。風布川沿いにある約8,000㎡のエリアには、BBQ場や風布川沿いの散策コースがあり思い思いのアクティビティが満喫できます。
また、レストハウス「風布館」では、「ふうぷうどん」をはじめ趣向を凝らした季節のメニューや日本水で淹れたコーヒーが楽しめます。

レストハウス「風布館」

日本の里(やまとのさと)ホームページ https://yorii-yamatonosato.jp/
所在地 埼玉県大里郡寄居町大字風布74
TEL 048-581-5341
営業時間 9:00〜17:00(ただし、飲食提供は9:00~14:30 L.O.)
定休日 水曜日

季節を問わない人気スポット かわせみ河原

続いて、「海はないけど川はある。」寄居町屈指の人気川遊びスポットかわせみ河原。

かわせみ河原は、寄居町の中央部を流れる荒川の河川敷の通称で、関越自動車道花園ICから車で約10分の好立地。広大な河川敷では、BBQはもちろん、日帰り・宿泊キャンプ、カヌーなど水に関する様々なアクティビティが満喫できます。
かわせみ河原は、荒川の自然地形をそのままに、乗車のまま入場でき、場内フリーサイトで、車の近くでBBQやキャンプが楽しめます。特にゴールデンウィークから夏シーズンの休日は、グループや家族連れで賑わい、活気に満ち溢れます。

かわせみ河原ホームページ https://yorii-kawasemi.glideapp.io/dl/767bfd
 所在地 埼玉県大里郡寄居町大字保田原
TEL 080-2634-1112
営業時間 9:00〜17:00(日帰り)
定休日 水・木曜日

埼玉県立川の博物館

かわせみ河原のすぐ近く、日本一の巨大水車が目印の埼玉県立川の博物館(かわはく)。荒川の歴史や知識を学び、また、川についての知識や地域の人々との関わりを学ぶことができる体験型博物館です。
かわはくには、3つの日本一があります。
1つ目が、日本一の大きさの「大水車」で、現在の大水車は二代目です。

2つ目の日本一は、「荒川大模型173」。荒川の源流(甲武信ケ岳)から河口(東京湾)まで、その距離173キロメートルの地形を1000分の1に縮尺した大パノラマ模型は圧巻です。そして、3つ目の日本一が、本館外壁に展示されている大陶板画(信楽焼)。その長さ21.6メートル、高さ5.04メートルは、屋外に展示されている日本画の大型美術陶板としては、日本一の大きさです。

他にも、子供たちが水について学びながら遊べるウォーターアスレチック「荒川わくわくランド」や本館屋内展示、レストランやレストハウスもあり、一日中遊ぶことができます。

かわはくホームページ https://www.river-museum.jp/
 所在地  埼玉県大里郡寄居町小園39
TEL  048-581-7333
営業時間 通常期 9:00~17:00 ※入館は閉館30分前まで
夏休み期間
[平日]9:00~17:00 、 [土・日・祝・8/11~8/15]9:00~18:00
定休日  月曜日(祝日・振替休日・県民の日・夏休み期間は開館)

関東一の水祭り「寄居玉淀水天宮祭」

最後にご紹介するのは、寄居の夏の風物詩「寄居玉淀水天宮祭」です。
毎年8月第一土曜日に開催され、今年は8月3日に開催されます。

県指定名勝玉淀の下流に古くからあった水神様を水天宮として、水難除けや安産、子育てなどを祈願して始められた寄居玉淀水天宮祭の付け祭りである花火大会は、国指定史跡であり日本100名城に選定されている鉢形城跡を背景に、約5,000発の花火が打ち上げられます。大輪の花火と川面に映る舟山車の競演は「関東一の水祭り」と呼ばれています。


対岸の城山から打ちあがる花火は、観客席のある河原から見ると花火を下から見上げる形になり、とても迫力があります。
  
今回、寄居町の水辺スポットを紹介しましたこのほかにも、関東平野の際に位置する寄居町ならではの「水」にまつわるスポットはまだまだあります。今年の夏は、水が豊かな寄居町で「涼」を体感してみてはいかがでしょうか。

寄居町プロモーション戦略課
電話 048-581-2121 内線431・432