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新人職員が紹介する寄居町のおすすめスポット

今回の記事は、4月に寄居町役場に入庁したばかりの新人職員の私が、新人職員ならではの視点で、「町のおすすめスポット」を紹介します。
寄居町で生まれ育ち、町のことなら何でも知っていると思い込んでいた私でしたが、改めて町を紹介しようと思ったときに、実は紹介できるほど町のことをよく知らなかったことに気づき、もっと町の魅力を伝えたいと思い、今回、実際に町を歩いてみて、驚きや発見があったおすすめのスポットを記事にすることにしました。

まず私がおすすめしたいのが、「雀宮公園」です。

雀宮公園


私が幼いとき、雀宮公園周辺は木々がそびえ立つ雑木林のようなうっそうとした場所だったので、近づきがたいイメージがあったのですが、今回訪れてみると、四阿や散策道が整備され、植栽の彩りが美しい心休まる憩いの場となっていて驚きました。ハイキングや散策する方も多く、以前のイメージとはかけ離れた場所になっていました。また、雀宮公園から玉淀河原に続く遊歩道も広く整備され、散策におすすめのスポットになっていました。
川沿いの遊歩道は、荒川の迫力を身近に感じられ、とてもさわやかで開放感のある散策が楽しめるので、ぜひ皆さまにも訪れてもらいたいスポットです。

雀宮公園から遊歩道を通り、玉淀河原へ


次におすすめしたのが、「末野大橋」です。

末野大橋


私は、毎年、秋になると、寄居町の代表的なレジャーのひとつである、「風布・小林地区のみかん狩り」に行きます。みかん園には、車で行くことが多く、その際は、国道140号から、寄居橋を渡り、金尾地区を抜ける山道を使っていました。そんな話を先輩職員に話したところ、「『末野大橋』を使うと早いし、無料区間だからおすすめだよ」。と情報をいただき、みかん狩りシーズンではないですが、早速行ってみました。国道140号から有料道路に入り、風布インターチェンジを目指しました。道中、「こんなにいい道が本当に無料なのか?」と先輩を疑う間もなく、有料道路に入ってから5分足らずで風布に到着しました。また、無料区間のため、通行料はもちろん無料でした。これは優良道路だなと。

国道140号から末野大橋へ

大きな発見をして得した気分になったのと同時に、もっと多くの人に知ってもらい、気軽にみかん狩りに訪れるお客さんが増えて、寄居のみかんの魅力を知ってほしいと思いました。今回は末野大橋を使いましたが、金尾の山道も魅力があります。澄んだ渓流や緑に包まれた道は自然味にあふれ、リフレッシュには最適です。その日の気分によってどちらから行くか使い分けてもいいかもしれません。どちらもおすすめなので、風布地区に行くときの参考にしてみてください。

自然を感じられる山道を通って風布・小林地区へ


次におすすめするのが、「駅」です。
寄居町には鉄道が3線通り、9つの駅があるため、交通の要衝となっています。
ここ最近で駅の建て替えや改装が行われ、男衾駅、鉢形駅、用土駅などはすっかりとリニューアルされました。改装前と見比べると、その変化に驚いてしまうほどです。改装前の駅舎での思い出が多い私は、少し寂しい気持ちになりましたが、それと同時に、新しいデザインの駅舎には未来への期待が感じられ、明るい気持ちになりました。

男衾駅(東武東上線)
平成28年の駅舎リニューアルによって近未来的なデザインに生まれ変わりました。
また、従来、東口のみであった出口が東西自由通路の開通により、東西の出口が利用可能となり、利用者の利便性も向上しました。夜中でもライトアップされており、地域のシンボルマークとして輝きを放っています。

かつての男衾駅
男衾駅


鉢形駅(東武東上線)
現在の鉢形駅は、「県立川の博物館」の水車小屋をイメージしたデザインで、外観は下見張りの水車小屋を表現しているそうです。全体的に黒を基調としたデザインとなっていて、以前よりも重厚感のある駅になりました。シンボルマークには、水車とかわせみがあしらわれ、愛着の沸くデザインに親しみを感じます。

鉢形駅(東武東上線)
鉢形駅のシンボルマーク かわせみと水車

用土駅(八高線) 
用土駅は、コンパクトな建造物に生まれ変わり、待合室が駅舎より大きくなっているのが特徴的です。寄居町の花は「カタクリ」なので、駅の看板がカタクリの葉の形になっているのは、親しみを感じます。

かつての用土駅
用土駅(八高線)
カタクリの葉の形の看板


今回紹介する町のおすすめのスポットは以上です。
私は、寄居町に住んでいながら、変化している町の姿を捉えきれていないことに気づかされ、町の魅力を再発見することができました。この変化もまた、「まちづくり」が進んだ形のひとつと考えられます。現在配属先で取り組んでいる「中心市街地活性化事業」によって、町内にさまざまな効果をもたらすことが考えられますが、「まちづくり」は行政だけでできるものではなく、地域全体が活性化に向けて動くことで本当の「まちづくり」につながると思いますので、いかに多くの方を巻き込んだ事業を展開できるか、参画を促すために機運醸成を図れるか、といったところが「カギ」になります。その点を踏まえ、町の事業や魅力を積極的にPRしていきたいと思いますので、今後ともご協力をお願いします。


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