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新たな町のスター ~「市川貴仁選手」祝パラリンピック出場~

北京オリンピックが閉幕し、多くの日本人選手の活躍に興奮が冷めやらぬ中、3月4日には、パラリンピックが開幕となります。
多くのアスリートの目標となるオリンピック、パラリンピック。
選手の大会に対する様々な思いがぶつかり合い、世界中が注目するスポーツの一大イベント。選手の笑顔や涙は観ている人の気持ちを熱くさせ、多くの感動を残し、長年に渡って語り継がれます。

2021年の東京2020オリンピックでは、寄居町出身の新井千鶴選手が女子柔道70キロ級に出場し、見事優勝し、金メダルを獲得したことは記憶に新しく、優勝の瞬間は応援しているこちらも目頭が熱くなり、多くの町民を感動させ、町民であることを誇らしく感じさせてくれました。

多くのスポーツ選手を輩出している寄居町。先述の新井千鶴選手をはじめ、2016年のリオデジャネイロオリンピック陸上男子10000mに出場した設楽悠太選手、サッカー選手として活躍した川辺隆弥選手、松本山雅FCの榎本樹選手、野球選手の阪神タイガースの原口文仁選手など、多くの寄居町出身のアスリートが活躍しています。
詳しくはコチラ。是非ご覧ください。

そして今回の北京パラリンピック。
先日発表となった日本代表の選手の中に、寄居町出身の選手がいます。
スノーボード(スノーボードクロス、バンクドスラローム)日本代表に選出された「市川貴仁選手」です。

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市川選手は、21歳の時に、交通事故に遭い、左足下腿を切断、義足になりました。
その後、パラスノーボードに出会い、日本代表にまで上り詰めました。
下肢障害(LL2)のクラスで全国大会4連覇、先日ノルウェーで開催された世界パラスキー世界選手権に出場し、スノーボードクロスで5位、バンクドスラロームで7位と好成績を残しています。
30歳となった市川選手、パラリンピックには初出場となります。
好成績を残した勢いをそのままに、北京パラリンピックでの活躍が期待され、目が離せません。
出場するクロスでは、複数選手が同時に滑走をスタートし、ゴールまでのタイムを競う競技で、選手同士が体をぶつけ合うシーンがあるなど、迫力があり、スリリングで見ごたえがある競技です。
スラロームでは3回の滑走のベストタイムを競うという競技で、いずれの競技も義足の選手で競われますが、それを感じさせないスピードや迫力に圧倒されます。

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2月22日には市川選手自ら、寄居町長を訪問してくださり、日本代表に選出されたことを報告されました。アスリートらしいがっしりとした体格で、力強さがありました。
驚くことに、市川選手は中学2年生まで在籍した男衾中学校では設楽悠太選手と同級生で、柔道部に所属していた当時は、新井千鶴選手と一緒に練習した過去があるそうです。
黄金世代ともいうべきこの世代の新たなスターとして、活躍に期待が高まります。

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町では、SNSでの応援PRや、ポスターやのぼりを役場などの施設に設置し、来庁者に「寄居町にこんなすごい選手がいるんだ!」と知ってもらい、皆様の応援の声や気持ちを市川選手へ届けるため「#がんばれ市川貴仁選手」応援プロジェクトを実施します。市川選手の力に少しでもなれるように、寄居町からも全力で応援しています。

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寄居町公式Twitter

初戦はクロスが3月6日(日)、スラロームが3月11日(金)決勝はいずれも翌日になります。
時間は確定していないので、決まり次第、町公式SNS等でお知らせできればと思います。
市川選手が、パラリンピックという舞台で全力を出し切って最高の結果を出せるよう願っています。活躍を楽しみにしています。

【問合せ】
寄居町生涯学習課 048-581-2121

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