人生100年時代! 健康長寿延伸プログラム
人生100年時代を生きる
平均寿命という点で世界のトップに立っている日本。世界保健機関(WHO)によるとほかのどの国よりも平均寿命は長く、今後100歳を生きる人は珍しくなくなるといわれています。
海外の研究によれば、2007年生まれの寿命は、アメリカやカナダ、イタリア、フランスで生まれた子どもの50%は、少なくとも104歳まで生きると考えられています。日本に至っては、107歳まで生きる確率が50%あると予測されています。
長寿化によって、教育、仕事、退職後のライフステージはこれまでとは異なったものとなります。仕事をする期間や老後の期間は、これまで以上に長くなることでしょう。
出典:LIFF SHIFT-100年時代の人生戦略(リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット著)
このような時代の中で、生き生きとした人生を歩むには、心身の健康を維持することが不可欠です。
寄居町の健康指数
埼玉県では、毎年各自治体の健康指数を発表しています。皆さんは寄居町の健康指数をご存じですか?
町民の65歳以上健康寿命は、県内63市町村中、男性45位、女性63位でした。特に、脳血管疾患(脳出血や脳梗塞)の罹患率や死亡率の割合が県内の他市町村に比べて高くなっています。
出典:2023年度版寄居町の健康指数(埼玉県発行)
寄居町健康長寿延伸プログラム
このような現状を踏まえ、町では「健康長寿延伸プログラム」としてさまざまな事業を展開していきます。健康寿命県内下位脱出のため、年間を通して運動と栄養の観点から積極的に健康づくりの事業を実施し、町民の皆さんが、人生100年時代において健康の大切さを再認識していただくことを目指していきます。
1.寄居町健康ウォークラリー2024(第1弾)
ウォーキングコースに設置した5カ所のチェックポイントで「キーワード」(5文字)を集めて応募すると、抽選で100人に寄居町地域通貨Yori-Ca(ヨリカ)ポイント(カードタイプ)を500ポイント付与します。
※ヨリカポイントの有効期限は、付与日から1カ月。
実施期間
8月31日(土)まで
ウォーキングコース
中心市街地地区(全長約4キロメートル、目安1時間)
2.寄居町健康ウォークラリー キックオフイベント ラジオ体操教室
実施日時
6月8日(土)午前10時~正午
会場
町立総合体育館・アタゴ記念館
講師
NPO法人全国ラジオ体操連盟指導委員・上向のり子さん、有賀暁子さん
定員
100人
申し込み
電子申請、または電話で健康づくり課へお申し込みください。
3.健康ウォーキング教室
最新AIシステムを活用して体の歪みや歩き方を分析し、効果的なウォーキング方法や運動方法を習得し、継続的な運動を推進する事業です。健康運動指導士を講師に招き、健康ウォーキング教室を合計5回実施します。
※申し込みは終了しました。
4.3ヶ月減塩チャレンジ「わたしのごはんいい塩梅事業」
脳血管疾患の原因となる高血圧対策のため、健康指標であるナトリウムとカリウムの比率を表す「ナトカリ比」の考え方の普及と食生活改善のきっかけづくりとして、栄養教室を開催します。
「ナトカリ比」とは?
ナトリウム(塩)とカリウム(野菜等)の摂取バランスを示す指標です。カリウムには体内の食塩を排出する作用があり、ナトカリ比が低い食生活を心がけることで高血圧の予防・改善につながるとされています。
対象
18歳以上の町民の方と町内在勤者
塩分チェック調査
期間
1回目 6月6日(木)~8月31日(土)
2回目 11月1日(金)~30日(土)
Googleフォームから回答、または塩分チェックシート(健康づくり課で配布)を提出。
その他
2回とも回答された方のうち、抽選で100人にヨリカポイント500ポイントをプレゼント。
※ヨリカポイントの有効期限は、付与日から1カ月。
栄養教室
減塩や食生活改善のきっかけづくりとして、栄養に関する健康教室を2回開催。定員は各教室50人。
第1回「目から鱗!! 野菜ソムリエプロが教える野菜を美味しく食べるコツ」
日時
7月31日(水)午後1時30分~3時30分
講師
野菜ソムリエプロ・牧野悦子さん
第2回「減塩の工夫、ナトカリマップの活用」
日時
8月28日(水)午後1時30分~3時30分
講師
女子栄養大学生涯学習講師・庄司久美子さん
5.YORII KENKO弁当開発事業
町では、包括連携協定を締結している女子栄養大学(埼玉県坂戸市)と共同で、栄養バランスのとれた弁当の開発を行っています。販売開始は10月を予定しています。
これらのプラグラムにぜひご参加いただき、ご自身の健康を見直してみましょう。
問い合わせ
寄居町健康づくり課
TEL048‐581-2121 内線214・216