鉢形城歴史館~最新のデジタル技術で新たな歴史体験~
夏の暑さが和らぎ、少しずつ秋が深まる10月。毎年この時季になるとハイキングやキャンプなどのアクティビティや、町内の紅葉スポットに関する問い合わせが増えてきます。なかでも問い合わせが多いのが鉢形城歴史館です。町の豊かな自然を散策しながら、鉢形城の歴史を体験することができる鉢形城歴史館をご紹介します。
国指定史跡「鉢形城跡」
鉢形城歴史館を語るうえで欠かせないのが「鉢形城」。鉢形城は文明8年(1476年)長尾景春が築城したと伝えられています。城そのものの姿はありませんが、城跡として現在も残っています。鉢形城跡は、戦国時代の代表的な城郭跡として国指定史跡になっており、日本100名城にも選定されています。
また、城跡は鉢形城公園として整備されています。堀や石積みの土塁、四脚門などが復元され、当時の様子を垣間見ることができます。
AR・VRによる新たな歴史体験
鉢形城公園内に建てられた鉢形城歴史館では、ジオラマや解説映像に加え、最新のデジタル技術を活用した歴史体験をすることができます。
観光アプリ「風雲Yotte GO!謎解き寄居町~鉢形城攻防戦~」を使用すると、解説の音声化やARによる攻防戦の再現、鉢形城バーチャルツアーの解説補足等を聞くことができます。
また、受付前にあるVRゴーグルを装着すると、音声ガイダンスとともに、復元した鉢形城の高精細フルCGを360度の世界で体験することができます。
VRゴーグルを装着して行う「VS北条氏邦」※は、騎馬武者や北条氏邦と戦う迫力満点のアトラクションを楽しむことができます。
※「VS北条氏邦」は土曜日、祝日のみ体験可能
当時の人々が見ていた光景を臨場感あふれる映像で疑似体験できる鉢形城歴史館。今までにない歴史体験をぜひお楽しみください。
期間限定イベント開催
10月12日(土)からは期間限定イベントが開催されます。この時期ならではのイベントにお出かけください!
秋の企画展
鉢形城歴史館では、鉢形城をよりよく理解してもらうため、例年企画展示を開催しています。令和6年秋季企画展は「刀剣九百年来之物語-当世具足の美-」と題し、渋沢栄一が拝領したと伝わる刀一式や、小田原北条氏の一族所用であったと推定される当世具足(一揃いの甲冑)を展示します。
観光アプリ配信キャンペーン
観光アプリYotte GO!の周遊スタンプラリーで、対象のスタンプを3つ以上獲得した方に、地域通貨Yori-Ca(ヨリカ)を1,000ポイント(1,000円分)プレゼントします。Yotte GO!をダウンロードしてご参加ください!
鉢形城歴史館案内
【開館時間】
午前9時30分~午後4時30分(入館は午後4時まで)
【休館日】
月曜日(月曜日が祝日の場合は、その翌日)、祝日の翌日、年末・年始
【入館料】
一般/200円(団体/100円)、学生等/100円(団体/50円)、70歳以上、小学生・中学生以下、障害者手帳をお持ちの方/無料
【アクセス】
自動車/関越自動車道花園IC下車、国道140号バイパスを秩父・長瀞方面、約15分
電車/JR八高線・秩父鉄道線・東武東上線 寄居駅下車、徒歩約25分
【問い合わせ】
鉢形城歴史館 048-586-0315