寄居まちづくりNOTE

埼玉県北部に位置する寄居町。駅が9つある人口約31,000人の小さな町で、全国の町村で初めて国の中心市街地活性化事業に認定されました。この町のまちづくりに関する取り組みをプロモーション戦略課の職員が発信しています。

寄居まちづくりNOTE

埼玉県北部に位置する寄居町。駅が9つある人口約31,000人の小さな町で、全国の町村で初めて国の中心市街地活性化事業に認定されました。この町のまちづくりに関する取り組みをプロモーション戦略課の職員が発信しています。

最近の記事

官学連携 東京電機大学大学院「まちデザインプロジェクト2024」

町では、民間団体などと協力し、中心市街地の更なる発展を目指し、様々な事業を行っています。今回、東京電機大学大学院と協力して「まちデザインプロジェクト」を行いました。まちデザインプロジェクトとは、東京電機大学大学院建築学専攻スタジオコース学生たちが地域の課題や現状を分析し、地域住民へのヒアリングを行い、課題解決に至る建築デザインを提案します。学生たちは 9 月下旬から7 つのグループに分かれ、 寄居駅を中心にフィールドワークを行い、調査結果をもとに、自由な発想で誰もが住みたくな

    • 新聞広告で寄居町をPR ~埼玉新聞主催コンテストで優秀賞受賞!~

      創刊80周年を迎えた埼玉新聞社が主催し、埼玉県内の63市町村を題材に、その街の魅力を新聞広告として表現するコンテストが開催されました。 テーマは「地域を灯す新聞広告」。難しいテーマではありますが、要は埼玉県内の魅力を市町村ごとに表現するということ。昔からある新聞広告という1枚の紙面でどれだけ町の魅力を伝えることができるかが決め手となります。 プロモーション戦略課では、毎朝新聞各紙をチェックしています。県内外の自治体の取り組みや国の施策、スポーツなど、町のシティプロモーション

      • スポーツとまちづくり

        あけましておめでとうございます。本年も、寄居まちづくりNOTEをよろしくお願いします。 皆さん、年末年始はいかがお過ごしでしょうか。毎年この時季は、テレビの前で様々なスポーツを観戦されている方も多いと思います。今回はスポーツとまちづくりについて考えてみたいと思います。 ニューイヤー駅伝 毎年元旦に群馬県で開催される全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)。7区間、100キロのコースでたすきをつなぐレースにHondaが出場し、堂々の2位となりました。 また、男衾

        • 地域を守る消防団 ~年末年始 火の用心~

          今年も残すところわずかとなりました。猛暑日続きの長い夏が終わり、紅葉が始まったかと思うと、あっという間に、強い北風を感じ厳しい寒さがやってきた感じがします。 空気は乾燥し、暖房器具を使用する機会が増えたりすることで、火災発生のリスクが高まります。寄居町に限らず、この時季は火災に注意が必要です。 地域を守る消防団 消防団は市町村の非常備の消防機関であり、その構成員である消防団員は他の本業を持ちながら、権限と責任を有する非常勤特別職の地方公務員として、「自らの地域は自ら守る」

          入庁2ヶ月の職員が観光アプリ「風雲Yotte GO!(ヨッテゴー) 謎解き寄居町 ~鉢形城攻防戦~」を体験!

           こんにちは。プロモーション戦略課のたくです!  今年の10月1日に寄居町役場へ入庁し2ヶ月が経ちました。日々、学ぶことだらけですが、充実した毎日を過ごしています。  さて、今回は私の最近の趣味の1つである観光アプリ「風雲Yotte GO!(ヨッテゴー) 謎解き寄居町 ~鉢形城攻防戦~」を体験した感想も交えて紹介します。 観光アプリ「風雲Yotte GO!(ヨッテゴー) 謎解き寄居町 ~鉢形城攻防戦~」 「風雲Yotte GO!(ヨッテゴー) 謎解き寄居町 ~鉢形城攻防戦~

          入庁2ヶ月の職員が観光アプリ「風雲Yotte GO!(ヨッテゴー) 謎解き寄居町 ~鉢形城攻防戦~」を体験!

          よりいで楽しむ冬の夜空~天体観測会とおすすめスポット~

          日増しに寒さが深まる12月。澄みきった夜空を見上げると、星々の輝きが一層美しく感じられます。冬は空気が澄んでいるため、天体観測にぴったりの季節です。 そんな中、12月7日に県立川の博物館で天体観測イベントが開催され、多くの人々が寄居町の夜空を満喫しました。本記事では、天体観測イベントの様子やそのとき観測できた惑星の写真、さらに寄居町でおすすめの天体観測スポットをご紹介します。 天体観測イベント「かわはくの夜空を見上げてみよう」 県立川の博物館で天体観測イベント「かわはくの

          よりいで楽しむ冬の夜空~天体観測会とおすすめスポット~

          2025年をこの手帳とともに~YORII TOWN DIARY & ORIGINAL NOTEを発行!~

          YORII TOWN DIARY & ORIGINAL NOTEを発行!今年もあっという間に12月となりました。つい最近まで暖かい日が続き、紅葉はまだまだ鮮やかに色づいています。今年はいつも以上に年の瀬が近づいて来ている実感がありませんが、来年の準備としてまずは手帳やカレンダーをそろえたいところです。 町では昨年度に引き続きオリジナル手帳を発行。昨年末と今年にシティプロモーション担当やInstagramやXで活躍するインフルエンサーが撮影した寄居町の風景写真を1年分掲載し

          2025年をこの手帳とともに~YORII TOWN DIARY & ORIGINAL NOTEを発行!~

          釣りのメッカ円良田湖

          本格的な寒さを感じるようになり、暦の上では師走が迫ってきました。寄居町では、11月の下旬を迎えると、みかん狩りや紅葉が絶好のシーズンとなり、町内外から多くの観光客が訪れます。今回は、冬のアクティビティを満喫できるスポット「円良田湖」を紹介します。円良田湖は、寄居町と美里町にまたがる灌漑用の人造湖で、現在は、農業用水として利用されています。湖の周囲は約4km、湖面積は約11万㎡、湖面標高は156mで、周辺には鐘撞堂山をはじめとする豊かな自然に恵まれているため、春には新緑、秋は紅

          釣りのメッカ円良田湖

          ご活用ください!特殊詐欺対策機器購入費補助金

          早いもので、師走の声が聞こえてくる頃となりました。年末になると生活も仕事も、なんとなく慌ただしい感じになります。 最近、毎日のように聞く詐欺のニュース。そして、この慌ただしくなる年末に増加すると言われている詐欺には、注意が必要です。 特殊詐欺 特殊詐欺とは、被害者に電話をかけるなどして対面せずにだまし、現金を盗み取るものです。 オレオレ詐欺の名で広く知られていますが、ほかにも還付金詐欺、架空料金請求詐欺、融資保証金詐欺など特殊詐欺の手口はたくさん存在します。 相手をだま

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          日本の里で秋を楽しむ

           寄居町の西部に位置する風布地区。最近では、日中と夜間の寒暖差が厳しく、肌寒い日々が続いていますが、とりわけ風布地区は、周辺を山々に囲まれているため、寄居町の他の地区と比べて、より寒さを感じる場所でもあります。 風布地区にある「日本の里(やまとのさと)」は、清らかな水が流れる自然環境が豊かな地域で、その美しい集落や田畑、水辺、里山などから「にほんの里100選」に選定されています。また、平成3年のふるさと創生の一環として、風布川沿いにある約8,000㎡の敷地には、風布館やバーベ

          日本の里で秋を楽しむ

          賑わい創出事業補助金活用イベントの紹介

          補助金を活用したイベントの紹介町では、中心市街地の賑わい創出につながるイベント等の取組みを行う団体に対して補助金を交付しています。 今回、この補助金を活用して行われたイベントについて紹介します。 古城の町よりい 鉢形城三鱗会 鉢形城三鱗会による「古城の町よりい」では、一般参加者が甲冑を身にまとい、寄居の名所・旧跡などを散策する「甲冑ウォーク」や地元野菜の販売や飲食の販売のマルシェ「参弐六五市(みつうろこいち)」、会場内を走る「トーマストラクター」への乗車(もちろん子ども専

          賑わい創出事業補助金活用イベントの紹介

          AUTUMN LEAVES in YORII ~秋の寄居町で幻想的な風景を~

          暑く長かった夏がようやく終わり、秋らしく過ごしやすい季節になったと思っていたら、肌寒い日々が続いています。季節の変わり目、皆さん体調管理にはご留意ください。 11月になり、紅葉の便りも各地で聞かれる中、寄居町でも本格的に紅葉の時季を迎えます。 寄居町の紅葉は、名だたる観光地に比べるとあまり知られていませんが、個人まりとした”自分だけの紅葉”を楽しむことができるスポットが数多く存在します。 今回は、そのうちの一つ、雀宮公園の紹介です。 七代目松本幸四郎別邸跡地・雀宮公園 雀

          AUTUMN LEAVES in YORII ~秋の寄居町で幻想的な風景を~

          入庁1か月の職員が寄居町の観光スポットを巡る!

          こんにちは。プロモーション戦略課のたくです! 私は寄居町役場に入庁して1か月の新人職員です。プロモーション戦略課へ配属になり、最初の仕事は寄居町の観光スポットを知ることでした。 そこで今回は、3つの観光スポットの紹介と実際に訪れた感想をお伝えしたいと思います。 みかん狩り1つ目は、みかん狩りを紹介します。 寄居みかんは400年以上の歴史をもつ甘酸っぱい温州みかんです。四方を山々に囲まれ、低地よりも高地の方が暖かいという盆地特有の逆転現象を生かし栽培されています。昔ながらの甘

          入庁1か月の職員が寄居町の観光スポットを巡る!

          甘酸っぱくておいしい寄居のみかん狩りへ

          朝と夕方は少し肌寒さを感じる10月中旬。秋の到来を肌で感じるようになりました。さて、「秋」と言えば、皆さんは何を連想するでしょうか。スポーツの秋に、食欲の秋、芸術の秋など、思い浮かべるものは十人十色です。寄居町の秋と言えば、秋まつり、産業文化祭などのお祭りに加えて、『みかん狩り』があります。寄居のみかんは、昔ながらの甘酸っぱさが特徴で、その味を毎年待ち望んでいるファンも多く、町内外から多くの方がその味を求めて来るほどです。今年のみかん狩りは10月20日(日)からスタートします

          甘酸っぱくておいしい寄居のみかん狩りへ

          鉢形城歴史館~最新のデジタル技術で新たな歴史体験~

          夏の暑さが和らぎ、少しずつ秋が深まる10月。毎年この時季になるとハイキングやキャンプなどのアクティビティや、町内の紅葉スポットに関する問い合わせが増えてきます。なかでも問い合わせが多いのが鉢形城歴史館です。町の豊かな自然を散策しながら、鉢形城の歴史を体験することができる鉢形城歴史館をご紹介します。 国指定史跡「鉢形城跡」 鉢形城歴史館を語るうえで欠かせないのが「鉢形城」。鉢形城は文明8年(1476年)長尾景春が築城したと伝えられています。城そのものの姿はありませんが、城跡

          鉢形城歴史館~最新のデジタル技術で新たな歴史体験~

          寄居町合併70周年

          昭和30年(1955年)2月11日、当時の寄居町、折原村、鉢形村、用土村、男衾村が合併し、今の寄居町が誕生しました。そして、来たる令和7年(2025)2月11日に寄居町は合併70周年を迎えます。 およそ70年前に当たる昭和30年代、そして新生寄居町誕生に至る町村合併の経緯を振り返ってみたいと思います。 昭和30年代「もはや戦後ではない」昭和31年(1956年)7月に発表された経済白書に「もはや戦後ではない」という言葉が記載されました。この言葉は、戦後の焼け跡時代から「復興す