歩くこと。〜新緑の鐘撞堂山をハイキング〜
歩くことについて
歩くことは誰にでも手軽に始められる有酸素運動です。長時間歩くことは、生活習慣病や肥満などの予防改善に効果があると期待され、メンタルヘルスの改善効果もあるなど、ちょっと気分転換をしたいときに体をリフレッシュすることができます。
厚生労働省によると、一日あたりの歩数の目標値は、男性9,200歩、女性8,300歩とされ、長期的には10分程度の歩行を1日に数回行う程度でも効果が期待できるとしています。健康は1日にしてならず。毎日歩くことをコツコツ続け、習慣化することが大切です。
ハイキングは、野山や自然の道などを歩き、自然を楽しむことを目的として、特別な体力を必要とせず、歩くことができればだれでも楽しむことができる運動です。寄居町は、都心から電車で約90分ほどで、山林や歴史ある建物を楽しみながら手軽にハイキングできるコースが数多くあります。その中でも「鐘撞堂山(かねつきどうやま)」のハイキングを目的としたコースをご紹介します。
鐘撞堂山とは
鐘撞堂山は、町の北方に位置する標高約330メートルの低山で、戦国時代には日本100名城の「鉢形城」の見張り場として、事あるときには鐘をついて合図していたことからこの名がついたといわれています。山頂の展望台には寄居町のまち並みや関東平野を一望することができ、晴れた日には東京スカイツリーを望むことができます。また、東屋ではお弁当の風呂敷を広げながら談笑するなど、多くの方の憩いの場となっています。
また、鐘撞堂山を登るには、以下のコースがあります。登るコースによって、道の険しさや所要時間も変わってきますので、お好みのコースを見つけてみてはいかがでしょうか。
※所要時間は目安です
円良田コース
寄居駅→大正池→鐘撞堂山→少林寺→円良田湖→秩父鉄道「波久礼駅」
(所要時間:160分)
高根山コース
寄居駅→高根山→鐘撞堂山(所要時間:50分)
八幡山コース
桜沢駅→八幡大神社→八幡山→鐘撞堂山(所要時間:70分)
東武東上線「玉淀駅」→八幡大神社→八幡山→鐘撞堂山(所要時間:75分)
用土コース
用土グラウンド西→鐘撞堂山(所要時間:30分)
寄居町ハイキングガイド配布中
町では、これらのハイキングコースの他に、様々なハイキングコースをまとめた冊子「寄居町ハイキングガイド」を発行し、関係施設等で配布しています。冊子の中では、スタート地点からゴール地点までのおおよその時間や距離、周辺の観光スポットも紹介しています。また、コースによってお手洗いが長距離に渡って無い場所がありますので、事前にチェックしてみてください。
最近では、町が行う健康ウォーキング教室のほかに、休日になると鉄道会社や旅行会社が企画するハイキングツアーなども多く開催されています。こういったイベントに参加することで、新たなハイカー同士のコミュニティが生まれることに繋がり、楽しみが増えることでしょう。また、これからの時季、じめじめした梅雨や夏の暑さが続きます。突然の雨にも対応できるようレインスーツや折りたたみ傘をリュックの中に忍ばせておくのもいいのかもしれません。そして、ハイキングの際は、適当な場所でこまめな休憩や水分補給をしっかり行い、体調管理には十分注意して、寄居のハイキングを楽しんでいただければと思います。
問い合わせ
寄居町プロモーション戦略課
048-581-2121(内線431・432)