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情報は循環する。

自治体における広報活動は、一方的に情報を配信するのでなく、様々なツールを用いながら町の施策や計画、また住民が知らない地域の魅力などを知らせることが主な役割となってきています。

情報があふれる時代

さまざまな情報があふれる

昨今は情報があふれ、さまざまな媒体から情報を簡単に入手できる時代になりました。言い換えれば、情報は自分から取りに行く時代になったともいえます。
自治体における情報発信の媒体も多岐にわたっています。全国の自治体が競ってSNSやウェブサイトを活用し情報発信を行っています。寄居町でも、広報よりい、公式ホームページに加え、Facebook、Instagram、X、そしてnoteを活用し、日々情報を発信しています。

スマホの普及が転機に

たかが広報誌、されど広報誌

様々な媒体での情報発信は、情報を受ける側にとっての選択肢を増やし、それぞれの嗜好やライフスタイルに合わせた媒体から情報が得られるよう、我々自治体側も考えながら発信しています。
その中で、一番情報が詰まっているのが毎月発行している「広報よりい」です。広報誌は町民に関係する情報を一冊にまとめ、発行しています。紙媒体の雑誌などが休刊や廃刊する時代ですが、広報誌は、区長さんのご協力をいただきながら、ほぼ毎戸に情報が届く唯一の媒体で、町としても今も変わらず、重要な情報伝達媒体と考えています。
しかしながら、この忙しい時代に紙の媒体を落ち着いて読むひまがないという方もいらっしゃることと思います。
スマートフォンが普及し、年代を問わず、インターネットを通じて情報を収集する方が増えていることは周知の事実です。広報誌を持ち歩く方はほぼいないと思います。通勤・通学途中や、ちょっとした空き時間に広報誌を少し見てみる、読んでみるといったことができれば、便利だと思いませんか。

スマホで広報誌を読む

公式ホームページには、広報誌のPDF版を毎月アップしています。しかしながら、広報のページにたどり着くまで、少々時間がかかってしまいます。
こんな時におススメしたいのが、スマホアプリ「マチイロ」。このアプリから、ストレスなくバックナンバーも含め、「広報よりい」をご覧いただくことができます。さらに、全国1000を超える自治体の広報誌を読むことができる便利なアプリです。今は、寄居町に住んでいるけど、出身地の広報誌が読みたい、学生時代に過ごしたまちの情報が知りたい等、様々な場面で活用いただけます。利用は無料でスマホにアプリをインストールするだけの簡単な作りです。ぜひこの機会にご利用いただきたいと思います。

発信する側の意識改革

町では、前述の媒体に加え、報道機関にプレスリリースを定期的に行っています。町の施策やイベントなどの情報を新聞社等に積極的に提供し、より影響力のある媒体で紹介してもらえるよう、日々活動しています。
新聞などの紙媒体に掲載されると、それがネットニュースとなり、さらに情報が拡散します。より多くの媒体で取り上げられると、情報を受ける側も選択肢が増え、情報を得やすくなります。このような情報の循環は非常に重要であると考えています。

どんなに良い施策や計画、イベントなどを企画しても、住民や対象者に伝わらなければ、その効果は乏しいものとなります。
情報発信の重要性を職員が考え、「企画立案」で業務が終わるのではなく、「企画立案→情報発信」までを一つの業務としてとらえ、その先にある「情報の循環」までをしっかりと意識し、取り組んでいくことが重要であると考えています。
今後、このような意識に基づき、町では情報を発信していきますので、各媒体をご活用ください。

プロモーション戦略課

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