見出し画像

第61回寄居北條まつり ~3年ぶりによみがえる 大迫力の戦国絵巻~

1590年(天正18年)豊臣秀吉の小田原征伐の際、鉢形城に陣取った郷土の武将北条氏邦は、前田利家・上杉景勝率いる約50,000人の豊臣勢を相手に、約3,500人の兵力で1カ月余り攻防戦を続けました。このときの戦いを再現したものが「寄居北條まつり」です。

例年5月中旬に開催される寄居北條まつりですが、新型コロナウイルス感染症の影響により昨年、一昨年は中止となりました。今年は10月9日(日曜日)に延期し、規模を縮小して3年ぶりに開催されます。

第61回 寄居北條まつり チラシ 表
第61回 寄居北條まつり チラシ 裏

当日は、甲冑を身に纏った武者が七代目松本幸四郎別邸跡地である雀宮公園から玉淀親水遊歩道を通り玉淀河原までパレードした後、北条・豊臣の両軍に分かれて攻防戦が繰り広げられます。会場となる玉淀河原には、大砲の音が響き渡り、攻防戦や一騎打ちなどを間近で見ることができます。現代に蘇る戦国絵巻の世界をお楽しみください。

パレードコース図
雀宮公園から武者隊によるパレードがスタートします。
玉淀親水遊歩道を通り、玉淀河原へ
玉淀河原までパレードをした後、両軍に分かれ、迫力ある攻防戦が再現されます。

また、太子様駐車場では、町内の飲食店やミニイベントを楽しむことができる「北條食の陣」も同時開催されますので、こちらも併せてお楽しみください。

 北條食の陣 町内飲食店ブースの出店者
キッズイベント
北條食の陣 ブースマップ

今回ご紹介した寄居北條まつりは、現在町で進めている中心市街地活性化基本計画に位置付けられたソフト事業の1つとなります。町ではこのような伝統的な催事も集客まちなか回遊のための重要な要素として、広く町内外にPRし、中心市街地の活性化に繋げていきます。