日本の里で秋を楽しむ
寄居町の西部に位置する風布地区。最近では、日中と夜間の寒暖差が厳しく、肌寒い日々が続いていますが、とりわけ風布地区は、周辺を山々に囲まれているため、寄居町の他の地区と比べて、より寒さを感じる場所でもあります。
風布地区にある「日本の里(やまとのさと)」は、清らかな水が流れる自然環境が豊かな地域で、その美しい集落や田畑、水辺、里山などから「にほんの里100選」に選定されています。また、平成3年のふるさと創生の一環として、風布川沿いにある約8,000㎡の敷地には、風布館やバーベキュー場などの施設が整備されました。夏は川遊びやバーベキューなどを楽しむ団体や家族連れで賑わうほか、秋のシーズンは、みかん狩りやハイキング、紅葉狩りを楽しむ観光客が大勢訪れています。今回はそんな魅力あふれる風布地区の日本の里をご紹介します。
風布館(ふうぷかん)
日本の里風布館は、木造建てのレストハウスで、一風変わった外観が特徴です。飲食の提供のほか休憩所としてもご利用いただけます。飲食を提供してくれるのは館長の田島さん。メニューは、埼玉県産の小麦粉を使用した手打ちうどんやそばを提供しており、豊富なメニューを取り揃えているため、何を食べようか迷ってしまうほどです。なかでも館長のおすすめは「より天うどん」や「より天そば」、「かすうどん」とのこと。他にも、現在は、季節限定で「カレーうどん」や「カレーそば」も提供しています。食べたいメニューが決まったら、カウンターに行って注文とお会計を済ませればOK。しばらくすると、良い香りとともに、本格的な手打ちうどんやそばを堪能することができます。
また、館内には、寄居町とその近隣の観光パンフレットやチラシも配架しているため、観光スポットやイベント情報を入手できます。パンフレットやチラシを手に付近を散策してみてはいかがでしょうか。
風布館第2観光案内所「無人駄菓子屋」
風布館から徒歩数分の距離にある第2観光案内所。こちらでは、無人で駄菓子屋の販売を行っており、その売り上げは子どもたちの施設や少年団へ寄付されます。どこか懐かしい雰囲気を感じる場所です。
バーベキュー場
風布川沿いにあるバーベキュー場は、広々とした屋根付きの空間で、大人数でも利用できます。バーベキューは夏のイメージがありますが、寒い時季のバーベキューも楽しいもの。寒い時期ならではの食材を堪能できるほか、虫や人混みも避けられます。基本的にコンロや食材は持ち込みですが、レンタルや販売可能なものもありますので、詳細は予約の際にご確認ください。
周辺の観光スポット・イベント情報
風布川・日本水(ふうっぷがわ・やまとみず)
昭和60年に環境庁(現在の環境省)から名水百選に選定されている「風布川・日本水」。きれいで透きとおった風布川の水深は比較的浅く、夏は川遊び、秋は川沿いの紅葉狩りなど四季折々楽しむことができます。付近には、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)伝説の日本水を汲むことができる「日本水水飲場」があるほか、風布館内では「名水百選カード」の配布も行っています。
みかん狩り
みかん栽培の歴史は400年以上といわれており、昔ながらの甘酸っぱさが特徴です。現在、みかん狩りのピークを迎えており、大勢のみかん狩り客でにぎわっています。みかん狩りの期間は12月中旬までですが、作柄により、前後する可能性があります。
中間平緑地公園展望デッキ
風布館の脇の道を登り、歩いていくと、中間平緑地公園に行くことができ、中でも展望デッキからは、寄居町の全景を180度眺めることができます。
日本の里紅葉ライトアップ
紅葉の見頃に合わせ、里山の木々を美しく彩る紅葉のライトアップが行われます。風布館も営業時間を午後8時まで延長し、みかん甘酒などの販売も行われます。
日時/11月23日(土・祝)〜12月1日(日) 午後5時〜8時
※11月27日(水)は除く
※小雨決行、荒天中止
ご来里、お待ちしています
このように、様々な魅力がある日本の里の現在の紅葉は、一部のモミジが赤くなりつつある状況です。紅葉のピーク時は大勢の方が訪れますので、カメラを片手にお越しいただければと思います。なお、風布館は冬期一部休館となりますので、お越しの際は、ホームページやSNS等を事前にご確認いただいたうえでご来里ください。
寄居町日本の里ホームページ
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電話 048-581-2121
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