中心市街地活性化のキーマン・タウンマネージャー
寄居町では、中心市街地の賑わい再生のため、『寄居町中心市街地活性化基本計画』に基づき、ハード・ソフト両輪で事業に取り組んでいます。平成30年度から令和4年度までの5カ年計画のうち3年半が経過し、寄居駅南口を中心としたハード事業の進捗により、まちの変化を肌で感じていただけるようになりました。今後も、市街地を中心に、まち全体の賑わいの祖移出のため、事業展開を加速させていきます。
まちづくりの推進役・タウンマネージャー
皆さんは、「タウンマネージャー」がどんな仕事をしているかご存じでしょうか?タウンマネージャーとは、まちづくりの専門家として、まちづくり会社や中心市街地活性化協議会等に所属し、都市計画・商店街振興・イベント開催など、まちづくりに係る計画立案や、具体的な事業の立案・調整・実施等様々な業務を担う、“まちの変化の仕掛け人”ともいえる非常に重要な役割を担っています。
㈱まちづくり寄居タウンマネージャー・梶岡さんを紹介します!
寄居町では、現在、ソフト事業については、㈱まちづくり寄居と連携し、地域活性化を目指した事業を展開しています。今年度から、新たに梶岡さんを㈱まちづくり寄居のタウンマネージャーに迎え、ソフト事業の企画、実施に係る助言等のサポートや、駅前拠点施設の管理運営を含めた活用方法などについてアドバイザーとして、中心市街地活性化事業を推進しています。
梶岡誠生さんは、1970年広島県生まれ。大学卒業後、民間会社で設計コンサルタントや現場管理業務に従事。その後、茨城県石岡市でのタウンマネージャー就任を契機に、全国各地でまちづくりに携わり、経済産業省中心市街地商業活性化アドバイザー、中小企業基盤整備機構(中小機構)の中小企業アドバイザーも務めるなど、豊富な経験と実績を有する方です。
主な実績
〇埼玉県越谷市
〇茨城県水戸市
〇茨城県石岡市
〇島根県江津市 ほか多数
すばらしい気質と豊かな自然を生かした中心市街地の役割を提案します!
全国各地でタウンマネージャーとして活動をしてきましたが、その中でも寄居町は、すばらしい自然に囲まれ、心優しい方が多い町だと感じました。町民の皆さんのすばらしい気質と豊かな自然を生かした中心市街地の役割を提案したいと思っています。町民の皆さんに中心市街地を今以上に楽しんでいただく環境を整え、町外からも多くの観光客や移住者を呼び込むことで地域活性化につながると考えています。町民の皆さんのお力を借りながら最善の提案ができるよう尽力したいと思います。よろしくお願いいたします。
整備予定の駅前拠点施設
現在取り組んでいる中心市街地活性化事業は、計画期間が終了すれば、それで終わりというわけではありません。継続してまちづくりに取り組んでいくことが何よりも重要となります。
ハードの整備が完了し、将来を見据えたときに、ソフト事業の重要性はますます高まり、皆さんのご協力をいただきながら進めていく必要があります。町では、㈱まちづくり寄居と連携し、タウンマネージャーの豊富な経験と実績に裏付けられたソフト事業の実施により集客を促進し、賑わい創出を目指します。