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寄居まち歩き~波久礼駅からみかん園へ~

11月に入り、寒さを感じるようになり、いよいよ秋が深まってきた、と実感するようになりました。寄居町の秋の風物詩といえば、風布地区・金尾の小林地区のみかん狩りのイメージをお持ちの方が多いかと思います。例年10月下旬から12月中旬まで、みかん狩りのシーズンになりますと、甘酸っぱい秋の味覚を求めて、各地から多くの方が訪れます。風布地区・金尾の小林地区は四方を山に囲まれているため、みかん園から美しい山々の景色を眺望することができます。秋晴れの澄んだ空気に包まれながら、食べるみかんは格別です。

寄居町は「歩きたくなるまち・歩いてお得なまち」の実現を目指しており、寄居まちづくりNOTEでは、中心市街地のまち歩きについてご紹介してきましたが、今回は中心市街地からはずれ、波久礼駅から風布のみかん園まで、豊かな自然を満喫することができるまち歩きコースをご紹介します。

波久礼(はぐれ)駅
風布・小林地区への最寄り駅はレトロな雰囲気漂う駅舎が特徴の波久礼駅です。波久礼駅は1903年(明治36年)に開業し、風布地区・金尾の小林地区への玄関口として来訪客を出迎えてくれます。

一部コアなファンもいる、レトロな駅舎 波久礼駅

夫婦(めおと)滝
波久礼駅から出発し、寄居橋を渡り、突き当りを左折し、南方面に歩いていくと、夫婦滝に到着します。二条の滝が寄り添うように流れる様子から夫婦滝と名付けられました。

二条の滝が流れる夫婦滝

風のみち
夫婦滝から先に進むと、風のみちの入り口に到着します。風のみち歩道は金尾地区の高柿新橋から風布川に沿って進み、中間平緑地公園までの約3.4kmの遊歩道です。風のみちは木々の間から心地よい木漏れ日を浴びながら、透き通った水が流れる風布川に沿って散策する、美しい景観を堪能できるコースです。

美しい景色を堪能できる風のみち歩道
足元に注意しながら、飛石や橋を渡って進みます

日本(やまと)の里 
日本の里は平成3年度にふるさと創生の一環として、風布川流域の自然保護と名水の里のシンボルとして整備しました。日本の里には、風布館(レストハウス)、観光案内所、水車小屋、バーベキュー場などあり、ご家族連れやハイカーたちに人気のスポットです。

水車と紅葉のコラボ
鮮やかな景色につい見とれてしまいます

みかん園
日本の里の観光案内所から旧風布分校・生涯学舎の横の道を登ると、風布地区のみかん園に到着します。みかん園では、おいしいみかんを頂きながら楽しいひと時をお過ごしいただけます。

風布地区・金尾の小林地区はかつて、みかん栽培の北限の地として知られ、約20軒ものみかん園が訪れた方を出迎えます。シーズン中には約4万人もの方が訪れると言われており、みかん狩りを楽しむ多くのお客さんで賑わいます。今年は10月25日(火曜日)にオープンとなりました。寄居町の秋の味覚を堪能できるこのシーズンに、ぜひ訪れてみてください。
※入園料 600円(園内試食自由・みやげ付)

甘酸っぱくておいしそうなみかん
みかん狩りをしながら周囲を見渡すと、赤く色づいた山々が広がります
寄居みかん狩り チラシ 
寄居みかん狩り チラシ みかん山 案内図

今回、寄居町の風布地区・金尾の小林地区に焦点を当てて、まち歩きコースをご紹介しました。寄居町にはいくつものまち歩きコースがあり、どのコースにもそれぞれ魅力が詰まってます。寄居町では現在、まち歩きが楽しくなる『ヨリイフォトラリー2022』を開催しています。ヨリイフォトラリーは中心市街地の各スポットの中から3カ所の写真をInstagram(インスタグラム)に投稿することで参加できる、「まち歩き」を楽しむ企画です。参加者には、写真の審査または抽選で計74名の方に、地域通貨ヨリカのポイントを特典として贈呈します。Yori-Ca(ヨリカ)は町内のヨリカ取扱店で利用できる、寄居町独自の地域通貨です。寄居町は、豊かな自然と美しい景観が広がる町です。紅葉シーズンになると、モミジやイチョウが色づき、赤と黄色が織りなす綺麗な風景をまちなかの至る所で見ることができます。ヨリイフォトラリーは町外の方参加もできますので、たくさんの応募お待ちしております。

対象エリアの指定の2カ所とお好きな1カ所の合計3カ所を撮影して投稿します

詳しくは、町公式のホームページをご覧ください。

ヨリイフォトラリー2022のInstagram(インスタグラム)も合わせてご覧ください。フォトスポットの紹介をしています。https://www.instagram.com/yorii_photorally/

問い合わせ
048-581-2121
「みかん狩り」について 商工観光課
「ヨリイフォトラリー2022」 中心市街地活性化推進室