地方移住〜寄居町の移住サポート〜
昨今、リモートワークの普及等により、地方移住の関心が高まっています。テレビや新聞等で「地方移住」といった言葉を耳にする機会が増えていませんか?
新型コロナウイルス感染症の影響等により、リモートワークを推進し、在宅勤務や地方でのテレワークの環境整備を行う企業や自治体を国が支援するなど、国をあげて働き方とライフスタイルが見直されています。実際に、東京都の転出者が転入者を超過するなど、働き方を見直すと同時に、住みよい環境を求めた結果、地方移住が選択されるとケースが増えたのではないかと考えられます。
埼玉県北部の都心から70㎞圏内のちょうどいい田舎、寄居町でも移住相談が増えています。移住と一口に言いますが、移住にも、移住を希望した動機、家族構成や仕事、住まい、休日の過ごし方など、状況や求める移住のイメージは人それぞれです。
寄居町では、そういった移住のイメージを幅広くサポートし、寄居町への移住・定住を後押しするための支援体制が整っています。今回は、その中から町が実施する「住宅」に対する補助事業を紹介します。
寄居町には、町に転入した方(または、転入予定の方)や、在住の方を対象にした、住宅の取得にかかる費用の補助や、住宅の改修費の補助などがあります。
また、少子高齢化に伴い、空き家問題が全国的に深刻化している一方で、「リノベーション」によって空き物件を活用したい、といったニーズも高まっており、そういったニーズを持った方を応援することで、町の賑わいや活気を創出する一助になればと思います。
【補助金】
どんな種類の補助金があるのか。ざっくり紹介します。
○定住促進補助金(最大50万円)※予算額に達したため、令和3年度の受付は終了しました。
寄居町に定住したい転入者や三世代で暮らすゆとりあるライフスタイルづくりを応援するため、町に転入し新築住宅を取得する方に対して、補助金を交付するものです。
○まちなか住宅取得支援補助金(最大100万円)
まちなか居住を推進するため、中心市街地の区域内で住宅を取得する方に対して、補助金を交付します。
○エコハウス推進事業補助金(最大70万円)
温室効果ガスの削減や電力のピークシフト、災害時に自立的エネルギーを確保できる家づくりを促進するため、自己用の住宅に『エコハウス事業』を実施した方に対して、補助金を交付します。
○住宅改修資金補助金
地域経済の活性化を図るため、町民が町内の住宅改修施工業者と契約し居住用住宅の改修を行った方に対して、補助金を交付します。
【空き家活用】
空き家をリノベーションし、活用したいという方が増えています。
古民家で生活したい。家庭菜園をやりたい。カフェを開きたい。などなど、理想の田舎暮らしについてご相談が増えています。寄居町では、そういった理想にお応えできるよう、「地域おこし協力隊」が相談に乗っています。相談内容に応じて町のサポートの紹介や、町案内、空き家の紹介なども行っています。
【暮らし】
寄居町では住宅以外にも様々なサポートがあるのでご参考ください。
詳細は寄居町公式ホームページをご覧ください。
寄居町では、現在、寄居駅の南口の整備を行っており、2つの広場と賑わい創出と観光の拠点となる施設が令和5年度にオープンする予定となっており、整備が進められています。
ハード事業の整備だけでなく、ソフト事業についても、積極的な事業の展開できるよう準備を進めています。町内町外問わず多くの方の集客を促進し、関係人口や移住者の増加につなげ、賑わいあふれるまちづくりを目指していきます。