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寄居の里山「鐘撞堂山」を歩いてみませんか?

 寄居町の北部に位置する鐘撞堂山(かねつきどうやま)をご存じですか。

 戦国時代、鉢形城の物見山として異変が起こったときに鐘を撞いて知らせたことからこの名がついたといわれています。
 標高330m、寄居町、深谷市、美里町の分岐点で、山頂からは寄居町のまちなみや関東平野を一望できるすばらしい眺望が広がります。

 都心からのアクセスも良く、地元の方のみならず、多くの方に親しまれています。

 そんな鐘撞堂山の山頂に行くコースは寄居町から4コースあり、それぞれ距離や勾配が異なります。今回は駅から駅に歩くことができる「円良田コース」をご紹介します。



「円良田コース」

コースの特徴
寄居駅を出発し、木漏れ日の中、緩やかな勾配を登っていくコース。
道中には表情豊かな石仏「五百羅漢」や、地元野菜等を販売している観光協会もあります。
トイレや東屋もあり、家族連れでも楽しめるコースです。

コースガイド
寄居駅 → 大正池 → 鐘撞堂山 → 少林寺 → 円良田湖 → 
亀の井ホテル長瀞寄居 → 波久礼駅(秩父鉄道)

距離
約8km

コースタイム(目安)
120分

コース案内
1 寄居駅北口をおりて、道標に従い北へ進む。
  次の道標が見えたら右に曲がる。※歩道が狭いので車に注意

寄居駅北口に向かう

2 天沼陸橋前の交差点を左へ。

3 道なりに進むと交差点が見えてくるので交差点を直進する。
  ※ここから先はコンビニエンスストアがないので注意

4 道なりに進むと大正池が見えきます。
  ※ここから先はトイレが少ないので注意

大正池とトイレ

5 道なりに進むと登山口が見えてくる。分岐を右に進む。

登山口 右に進む

6 木漏れ日のなかを進むと炭焼き小屋が見えてくる。竹林の間を進む。

7 竹林を抜けると道の途中に開けた場所が出てくる。空気が澄んでいる時  
  はスカイツリーが見えることも。

見えるときは中央部にスカイツリーが見える

8 高根山への分岐。鐘撞堂山は右へ。

分岐は右へ 間違えないように注意

9 緩やかな勾配を進み、標識を右へ。

10 階段が見えたら山頂までもう少し!

ラストスパートの階段

11 山頂に到着!関東平野を一望できる景色をお楽しみください!

山頂は広くベンチや東屋で休憩できる
鐘撞堂山の名前の由来である鐘 登ったら撞いてみよう
関東平野を一望できる眺望

12 山頂を後にし、9の標識まで戻る。今度は直進して円良田方面へ

13 川沿いを下ると円良田湖が見えてくる。
   大きな看板の横から少林寺へ向かう。

14 階段を進むと釈迦尊石佛が見えてくる。標識の「少林寺」方向へ。

大きな釈迦尊石佛。近くに東屋があり休憩できる。

15 五百羅漢立ち並ぶ山道を下り、少林寺へ。

参道に鎮座する五百羅漢

16 少林寺についたら一休み。※トイレあり

少林寺 6月には紫陽花が美しく咲く

17 来た道を戻り、再び円良田湖へ。円良田湖を沿うように左に進む。
   ※少林寺の裏から千体荒神に沿って戻ることも可能

円良田湖はヘラブナ釣りのメッカ 冬にはワカサギ釣りもできる

18 円良田湖を抜けたら左へ進む。
   観光協会があり、農産物やお土産の購入も可能。

観光協会で一休み

19 道路を下っていくと標識が見えるので、亀の井ホテル方向へ。

20 道なりに進むと亀の井ホテル長瀞寄居の裏に出る。
   汗を流していきたい方は日帰り温泉へ。

21 坂道を降りていくと線路が見えてくる。波久礼駅までもう少し。
   信号を右に進む。

22 秩父鉄道「波久礼駅」に到着!
   ノスタルジックな雰囲気が漂う駅で電車を待つ。

ノスタルジックな波久礼駅 左にはトイレがある
波久礼駅から長瀞方面の様子

 円良田コースはいかがだったでしょうか。
 初めての方や家族連れの方にもおすすめな鐘撞堂山。
 夏休みの思い出作りにぜひお越しください!

※登山道は季節や大雨、落石、工事等によりルートが変わる場合がありま
 す。最新の情報を下調べして安全登山を心がけてください。
※掲載している写真は投稿時点での情報です。状況が変わる場合がありま
 す。ご了承ください。

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