寄居カオースメントまつりを振り返る〜中心市街地賑わい創出事業補助金を活用したイベント〜
先日、寄居町の夏の風物詩「寄居玉淀水天宮祭」が開催され、町内外から多くの方が訪れ、会場の玉淀河原を中心に、大いに賑わいました。その1週間後、寄居駅南口ではさまざな事業者が集結し、かつての寄居駅前の「カオス」を懐かしみ、新たに生まれた街路樹の成長と町の繁栄を願うイベント「寄居カオースメントまつり」が開催されました。寄居カオースメントまつりは、寄居駅南口駅前拠点施設「Yotteco」、賑わい創出交流広場「YORIBA」、寄居町商工会SPARK、シェアキッチンrutsubo、中央通り線の5箇所で、約20ものイベントが行われました。今回は寄居カオースメントまつりの様子をご紹介します。
まずは、「まちなかに森が出現!?」。中央通り線では、多様な種類の植木の設置と打ち水により、涼しい空間が作り出されました。当日は気温が高く、蒸し暑い一日となりましたが、仮設の休憩所の中に入ると、すだれが日光を遮り、暑さを和らげます。緑と水に囲まれた休憩所は涼を体感することができるため、ゆったりとくつろぐ人もいました。
Yottecoには、防災井戸が備え付けられており、地下水を汲み上げることができます。「打ち水大作戦」では、井戸水と緑の力で真夏のアスファルトをどれだけ冷やせるか実験を行いました。子どもたちにとって井戸を使って水を汲み上げることはなかなか触れることができない貴重な機会となり、一生懸命ポンプを押して、楽しそうに水を汲み上げてました。
「オープンマイクチャレンジ」では、常設してある楽器を使って、誰でも飛び入りで演奏ができます。演奏が始まると、歌とメロディーが響き渡り、Yottecoの広場に多くの方が集まり、熱心に聞き入りました。演奏が終わる度に観客は拍手送り、会場は大いに盛り上がりました。
また、Yotteco内でもさまざまなイベントが開催されました。「木彫りに癒やされよう!」では、木彫りの体験が行われ、子どもたちが職人さんの指導を受けて、熱心に彫刻刀で木を削り、作品づくりに没頭していました。オリジナル作品が完成した際には、嬉しそうな表情を浮かべていたのが印象的でした。
会場の一つであるYORIBAでは、「ゆるゆるぐるぐるばいくでめぐるよりいまち」が開催されました。町内外からバイクで立ち寄り、まつりに参加するイベントでは、ライダーたちが集まり、自慢の愛車について語り合っていました。
今回の寄居カオースメントまつりは、寄居町中心市街地賑わい創出事業補助金を活用して開催されました。町では、民間団体などによるまちづくりの推進を補助することを目的に、中心市街地で賑わい創出につながるイベント等を行う団体に対して、20万円を上限として、その費用の一部を補助する「寄居町中心市街地賑わい創出補助金」制度を創設し、令和5年度から補助金の交付を行っています。詳しくは町公式ホームページをご覧ください。
寄居駅南口は、YottecoやYORIBAが整備されてから、多くの方に利用していただき、民間団体などによるイベントが開催されるようになりました。このようなイベントの内容は多岐に渡りますが、最終的には、まちづくりにつながります。寄居町中心市街地賑わい創出事業補助金につきまして、多くの方のまちづくり事業に活用していただきました。町では、どなたでもまちづくりに参画できる環境を整備するとともに、官民連携によるまちづくりを推進するため、これからもさまざまな事業を行ってまいります。
【問い合わせ】
寄居町中心市街地賑わい創出事業補助金について プロモーション戦略課
電話番号 048-581-2121