第62回寄居北條まつり開催!〜4年ぶり5月開催で大きなにぎわいへ〜
5月21日(日)に、第62回寄居北條まつりが開催されました。寄居北條まつりは1590年(天正18年)に鉢形城に陣を取った北条氏邦が豊臣軍を相手に攻防戦を続け、この時の戦いを再現したお祭りです。例年、武者隊が市街地をパレードした後、玉淀河原で北条軍・豊臣軍に分かれて繰り広げられる合戦は歴史情緒を味わえる町を代表するイベントです。
今回、およそ500人の武者たちが寄居駅南口駅前拠点施設「Yotteco」から中央通り線を通り、玉淀河原までパレードをしました。沿道に集まった方は甲冑を身にまとった武者たちに手を振り、武者たちも手を振って応えます。
玉淀河原に到着した武者隊は「エイ! エイ! オー!」と勝どきをあげ、戦いへの士気を高めます。勝どきを上げる前の各隊の大将による意気込みは隊それぞれの特徴が出ていて、どれも聞き入ってしまう内容ばかりでした。
全ての隊が到着するとセレモニーが始まり、伝令、三献の儀が行われ、いよいよ攻防戦が始まります。
攻防戦が始まると、大砲や和太鼓の音が会場に響き渡り、武者たちが戦う姿はまさに現代に蘇る戦国絵巻そのもの。迫力満点の攻防戦に会場は大いに盛り上がりました。
また、太子様駐車場では、北条氏ゆかりの地からグルメが集結する「北條食の陣」も開催されました。どのお店も長い行列ができ、にぎわっていました。
賑わい創出交流広場「YORIBA」では、キッズイベントが行われ、子どもたちは居合切りや手裏剣投げなど貴重な体験を楽しみました。
今回、寄居北條まつりが開催され、多くの方が会場を訪れ、大いににぎわいました。町では、このにぎわいをイベントの時だけではなく、日常的にまちなかで生み出せるよう、継続的にソフト事業を行っていきます。また、観光振興や中心市街地から町全体の活性化のためのプロモーションを通して町内外に広く発信することで、町の魅力向上、関係人口の増加を図り、にぎわいの創出につなげていきます。
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