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夏の見どころ-SUMMER HIGHLIGHT IN YORII-

寄居町は、“水の三冠王”のまちです。「水の三冠王?」と思う方もいるかもしれませんが、昭和60年に環境庁(現在の環境省)から、「風布川・日本水」が「名水百選」に、平成7年には、林野庁から、「日本水の森」が「水源の森百選」に、同じく平成7年に、国土庁(現在の国土交通省)から、町全域が「水の郷」に認定されました。このようなことからも、特に夏には、寄居町は水にちなんだお祭りやイベントが数多くあります。

名水百選 風布川・日本水
水源の森百選 日本水の森
町全域が水の郷に

寄居玉淀水天宮祭

夏のイベントといえば、毎年8月第1土曜日に開催される寄居玉淀水天宮祭花火大会。ここ2年間は、コロナの影響で残念ながら中止となっていますが、寄居の夏は、水天宮祭抜きでは語れません。県指定名勝「玉淀」に、各町内からボンボリや提灯で飾られた舟山車が荒川を遊覧し、鉢形城跡から打ち上げられる約5000発のも花火との幻想的な共演は、「関東一の水祭り」と称されています。今年は、8月6日(土曜日)に無観客で行われます。YoutubeとInstagramでライブ配信されますので、「おうちDE水天宮祭」をお楽しみください。

Instagram @yorii_suitengusai2022

風布川・日本水

名水百選に認定されている風布川・日本水(やまとみず)。寄居町の西側の山間部から流れ出した風布川は、下流で荒川に合流します。日本水の源流は、その昔、日本武尊が連勝を祈願して大岩に剣を突き刺したところ、たちまち水が湧き出たという伝説があります。現在、源流域には、危険防止のため立ち入れませんが、地元名水保存会に方々が整備した水汲み場があり、遠方から日本水を求めて来町する方が後を絶たないほど、人気の天然水です。

カヌー・カヤック

秩父鉄道波久礼駅にほど近いダム湖の「玉淀湖」。ここは、川のアクティビティが充実! カヌーやカヤックを始め、最近人気のSUPも楽しめ、わざわざ遠方から足を運ぶ人もいます。大自然の中で水面に浮かぶと、いつもとは違うゆったりとした時間が流れ、非日常を体験することができます。運が良ければ、湖面からSLを眺めることもできる他にはないアクティビティスポットです。まずは数社あるショップに問い合わせ、気軽にカヌー・カヤック体験をしてみてください。

荒川いかだ下り

毎年8月に行われる寄居の母なる川・荒川を自作のいかだで下るというシンプルなイベントです。「川の流れに乗っかって町を眺めたら、どんな発見があるだろう!」との想いから始まった寄居の夏の風物詩。荒川、そして水に愛着を持つ寄居ならではの恒例イベントです。残念ながら、今年もコロナ禍のため中止となりましたが、町民の荒川に対する想いは変わることはありません。

かわせみ河原

かわせみ河原は、寄居町の中央部を流れる荒川の河川敷です。関越自動車道花園ICからも近く(車で約10分)、釣りやカヌー、キャンプ、バーべーキュー等を楽しむ方に大人気のエリアです。今年の6月1日から、株式会社まちづくり寄居が指定管理者制度により、管理運営にあたっています。隣接する埼玉県立川の博物館があることから、夏休みには多くの親子連れで賑わいます。

このように、“水の三冠王”・寄居の夏は水の関連するアクティビティやイベント、観光スポットが数多くあります。ぜひ、感染対策を十分に行い、それぞれのスタイルで寄居の夏を楽しんでください。

問い合わせ 商工観光課(048-581-2121)