新聞広告で寄居町をPR ~埼玉新聞主催コンテストで優秀賞受賞!~
創刊80周年を迎えた埼玉新聞社が主催し、埼玉県内の63市町村を題材に、その街の魅力を新聞広告として表現するコンテストが開催されました。
テーマは「地域を灯す新聞広告」。難しいテーマではありますが、要は埼玉県内の魅力を市町村ごとに表現するということ。昔からある新聞広告という1枚の紙面でどれだけ町の魅力を伝えることができるかが決め手となります。
プロモーション戦略課では、毎朝新聞各紙をチェックしています。県内外の自治体の取り組みや国の施策、スポーツなど、町のシティプロモーション活動に役立つ情報が詰まっている新聞は、記事の書き方や見出しの表現、レイアウトにおいても、情報を発信する紙媒体としては最高のお手本です。毎日発行される新聞には、効果的に企業や商品などの広告が組み込まれ、目を引くデザインが多くあります。
応募のきっかけ
昨年の9月のある朝、いつものように出勤し、新聞各紙をチェックしていると、埼玉新聞に広告コンテストの作品募集の記事が掲載されていました。早速、詳細をインスタグラムで確認。普段から「広報よりい」をはじめ、公式ホームページ、各種SNS等で町の情報を発信している当課ですので、当然、寄居町を広くPRする大きなチャンスと捉え、すぐにアイデア出しに取り掛かりました。
コペルニクス的発想により「のびしろ」をPR
一枚の広告で寄居町を表現することは、なかなか難しいことです。四季折々の風光明媚な風景、お祭りやミカン狩りなど、いわゆる観光的な要素を組み込みこんだ広告は、普段使っている観光ポスターやイベントのチラシと何ら変化がなく、広く寄居町の魅力を伝えるとなるとインパクトに欠けます。
そこで、県内における寄居町の立ち位置を考え、さまざまな統計から、県内の順位が低いものをあえてピックアップし、コペルニクス的発想により、弱みに焦点をあてることで、今後の“のびしろ”を自虐的にPRすることにしました(もちろん、県内上位の項目もたくさんあります)。
アイデアが固まれば、あとは形にするだけです。より大きなインパクトを残すため、峯岸町長自らがモデルとなり、10日程度で今回の作品が完成しました。
結果発表
応募するからには、最優秀賞を狙って作品を応募しましたが、結果、多くの応募作品の中から優秀賞をいただくことができました。ほかの作品を拝見すると、“さすが”と思えるものばかりでした。デザイナーやクリエーターの方々の作品の中で、行政職員が手掛けた作品を優秀賞に選んでいただいたことは、これまでの継続的なシティプロモーション活動で培った感覚とスキル、スキームが生かされたものと感じると同時に、今後のシティプロモーション活動を行う上で、自信と励みになりました。
表彰式でもPR
1月7日に、さいたま市のロイヤルパインズホテルで表彰式が行われ、町を代表して、峯岸町長が登壇しました。埼玉新聞社主催の新年賀詞交歓会の中で行われたため、この場でも広くPRができたと思っています。なお、埼玉新聞には、2月の下旬ころ広告として掲載される予定です。
柔軟な発想と積極的なプロモーションを
今回の受賞にあたり、シティプロモーション活動には、スピード感と柔軟な発想が大切であると感じました。PRのタイミングや媒体の選定など、常にシティプロモーションを意識し、寄居町の魅力を継続して発信できるよう、プロモーション戦略課職員一同、取り組んでいきます。
今後も、この「まちづくりNOTE」を始め、各種SNS、公式ホームページ、そして「広報よりい」をご覧いただければ幸いです。
問い合わせ 寄居町プロモーション戦略課