町と企業等との包括連携協定とは

包括連携協定とは、個別事業を実施するために締結する協定（個別協定）とは異なり、人口減少、少子高齢化、福祉、環境、防災、まちづくりなど、地域が抱える様々な課題に対して、自治体と民間企業等の持つ情報、ノウハウ、ネットワークなど双方の強みを生かして課題解決に向け連携していく取り組みです。

寄居町でも民間企業等とお互いに連携しながら、町が抱える様々な地域課題解決や町民サービスの向上を図ることを目的に包括連携協定の締結を進めています。

包括連携協定による取り組み紹介

寄居町　×　ウエルシア薬局（株）
「うえたん号」での移動販売事業

高齢者等の買い物支援と交流および健康増進の機会を増やし、安心して暮らせるまちづくりを推進するため、１０月７日（月曜日）から移動販売車「うえたん号」の運行が始まります。
「うえたん号」は、町内の３５カ所を定期的に巡回して、食品や日用品、化粧品など約５００種類の商を販売します。また、事前に注文することで一般用医薬品の販売や、看護師等によるオンライン健康相談、高齢者等への見守り支援を実施します。

※「うえたん号」は、ウエルシアグループ硬式キャラクター「うえたん」が掲載された移動販売車の愛称です。

「うえたん号」の運行開始を記念して、
９月３０日（月曜日）午前１０時３０分より、
保健福祉総合センター（ユウネス）において、「うえたん号」の
お披露目式が行われます。

寄居町　×　女子栄養大学
YORII KENKO弁当開発事業

寄居町の健康長寿は埼玉県内で下位の状態が続いており、生活習慣の改善ができるよう、啓発活動や健康づくり事業を積極的に展開しています。
この課題を「食」をとおして改善すること、また、町民が「食」に関心を持ち、食生活の改善につなげることを目的として、女子栄養大学（坂戸市）との連携により「YORII KENKO（よりい　けんこー）弁当」を販売します。
「YORII KENKO弁当」の販売は、女子栄養大学栄養学部　衞藤久美准教授の指導の下に、ゼミに所属する学生が「お弁当を見て明るく笑顔に、食べて元気になってもらいたい」との思いでメニューを考案し、町の農産物加工施設「里の駅アグリン館」の指定管理者が調理を担当するという、産学官連携による取組みです。

野菜たっぷり、塩分控えめ、栄養バランスの取れたお弁当２種類を販売
販売価格は各５５０円（税込）

令和６年度の販売は、販売日限定・事前予約制での販売となります。
販売日および予約方法は寄居町ホームページで確認できます。

寄居町　×　明治安田生命（相）
YORI　MaMaフェスタへのブース出展

寄居町では、「女性の働きやすさの推進」および「子育て世代女性就労サポート」に関する事業を積極的に展開しています。
このひとつとして、子育て中のママが、自分に合ったライフスタイルで働くことを可能にする在宅お仕事支援サービス「YORI MaMa」（ヨリママ）を平成３０年度から実施しています。
明治安田生命（相）は、この「YORI MaMa」が展開するオープンイベント「ヨリママ　フェスタ」へ、「ファイナンシャルプランナー相談ブース」や「健康チェックコーナー」などのブース出展を行っています。

YORI MaMAは、寄居町と（株）under→standが「寄居町の女性活躍に関する包括連携」を結び運営しています。

町と包括連携協定を締結している企業・団体の紹介

○日本郵便株式会社　町内郵便局
○明治安田生命保険相互会社
○女子栄養大学
○ウエルシア薬局株式会社
○株式会社西武ライオンズ

問い合わせ
寄居町プロモーション戦略課　０４８－５８１－２１２１