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寄居とろとろナスで夏を元気に!

今年の夏も暑い日々が続いています。冷房と外の気温差にカラダがだるかったり、疲れが抜けにくかったりと体の不調になりやすくなります。
暑さに負けないカラダづくりと、夏バテ対策に、「寄居とろとろナス」がおすすめです。


今が旬!

寄居とろとろナス

青なすの一種で、ずんぐりとした形をしています。表皮の色は薄い黄緑色で、軸の付け根から胴の真ん中あたりまで濃い黄緑色が垂れてきたような模様になっています。表面は艶があり、つるっとしていて、触った感じは少し硬そうです。
切ると中の果肉は緻密な感じで、水分が多く、加熱調理すると、とろけるような柔らかさになり、これがとろナスと呼ばれる理由となっているそうです。収穫時期は6月下旬から10月下旬まで「寄居とろとろナス研究会」の皆さんが、寄居ブランドとして研究し、定着するよう生産しています。

ナスの栄養素

あまりに身近な野菜なので、含まれている栄養についてはほとんど意識したことがないという方も多いのではないでしょうか。よく見かけるナスと、寄居とろとろナスの栄養には大きな違いはないようです。
青ナス栄養(日本食品標準成分表より)
  エネルギー 22kcal
  水分 93.2g
  カリウム 220mg
  葉酸 19ug
  食物繊維 2.2g
ナスはあまり栄養がないと思われがちですが、食物繊維やカリウム、葉酸などのほか、美肌にいいとされるポリフェノールが豊富に含まれています。

ナスに含まれる栄養素の効果・効能

【カリウム:夏バテ、高血圧予防】
カリウムは、ナスに含まれる栄養素の中でもっとも特徴的なもののひとつです。余分な塩分や水分を体外に排出してくれるので、高血圧の予防やむくみの解消に役立ちます。水分とともに体の熱を放出してのぼせやほてりを鎮める効果もあり、だるさや食欲不振などの夏バテ症状を予防・緩和することが可能です。

【葉酸:貧血予防】
ビタミンB群のひとつで、赤血球を作るはたらきがあります。貧血の予防に役立ちます。また、葉酸は細胞の生産や再生にかかわり、体の発育に必要なビタミンといわれています。

【食物繊維:腸内環境を整える】
やわらかい食感からは想像しにくいですが、実は、ナスはおなかの調子を整える食物繊維の宝庫。便秘の予防・改善はもちろん、血糖値の上昇をゆるやかにしたり、血中コレステロール値を低下させたりする働きがあるので、心筋梗塞や糖尿病などの生活習慣病の予防にも役立ちます。

旬の食材は、その季節に必要な栄養がたっぷり含まれています。
寄居とろとろナスのレシピは町公式HPで紹介しています。


レシピもたくさん

寄居町の健康事業

寄居町は、健康寿命が県内63市町村中で男性45位、女性63位という結果となっています。(2023年度版・埼玉県発行、寄居町の健康指数)
特に脳血管疾患(脳出血や脳梗塞)の罹患率や死亡率の割合が県内の他市町村に比べて高くなっています。脳血管疾患の原因には高血圧があり、高血圧対策には、減塩を心がけることと、ナトリウム(塩)とカリウム(野菜等)の摂取バランスを整えると予防・改善につながるとされています。
前述したように、カリウムを多く含む「寄居とろとろナス」は、おすすめの食材です。
また町では、今年度3ヶ月減塩チャレンジを実施中です。他にもさまざまな事業を展開していますので、この機会に参加してみませんか。

旬の食材「寄居とろとろナス」を食べ、健康事業に参加し、暑い夏を元気に乗り切りたいですね。

寄居とろとろナス販売店舗
JAふかや男衾農産物直売所(大字富田114-1、電話048-582-0909)
JAふかや用土農産物直売センター(大字用土831-1、電話048-584-2110)
寄居駅南口駅前拠点施設「Yotteco」、町内外のスーパー等
 
問い合わせ 寄居町役場 048-581-2121
「寄居とろとろナス」について   産業振興企業誘致課(内線401)
健康長寿延伸プログラムについて  健康づくり課(内線213)