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移動販売を通じた地域のコミュニティづくり 「うえたん号」が走ります!

野菜やお菓子、パンなどを積んだ車が、夕方音楽を流しながら家の近所にやってきて販売をするという、昭和世代には懐かしい感じの移動販売。
大型店舗やコンビニも増え、便利に買い物ができるようになり、いつの間にかそういった販売車の姿を見なくなりました。しかし、少子高齢化や人口減少が進み、移動販売車の運行をする地域が増えています。

ウエルシア薬局株式会社との協定
寄居町では、令和5年8月にウエルシア薬局株式会社と「健康増進及び地域福祉の向上等に関する連携協定」を締結しました。
これは、町民の健康増進及び地域福祉の向上に関する取り組みを推進するため締結したものです。
主な連携事項
 ⑴ 医療・介護・予防及び地域の健康増進に関わること。
 ⑵ 薬剤師・管理栄養士等における情報発信による町民の健康増進に関わ
          ること。
 ⑶ 感染症対策に関わること。
 ⑷ 高齢者、障害者、子ども、妊婦等の健康増進及び見守り等地域福祉の
           向上に関わること。
 ⑸ その他、多様な健康増進及び地域福祉の向上に関わること。

この協定に基づく取り組みとして、令和6年10月7日から移動販売車「うえたん号」の運行を開始します。
これは、買い物に困難を感じている高齢者等の利便性の向上を図るほか、高齢者等の交流及び健康増進の機会を増やし、安心して暮らせるまちづくりを推進するため始めるものです。
「うえたん号」は、町内35カ所を定期的に巡回し、食品、日用品、化粧品など約500種類の商品を販売するほか、事前注文での一般用医薬品の販売や、看護師等によるオンライン健康相談、高齢者等への見守り支援を実施します。

運行スケジュール

支払い方法は、現金のほか各種モバイル決済、クレジットカード、電子マネーも使うことができ、寄居町地域通貨Yori-Ca(ヨリカ)も利用できます(アプリタイプのみ)。また、公共料金や各種料金の支払いをすることもできます。(一部取り扱いできないものもあります)
ドラッグストアチェーンの運営を行う企業が移動販売を行うことにより、事前注文での一般用医薬品の販売やオンライン健康相談なども行うことができます。


   

移動販売のメリットは、店舗を移動できるため、商品や顧客ターゲットに応じて自由に販売場所を変えることができることにあります。
高齢者等の生活支援や地域の見守り、コミュニティの活性化の目的もあり、住み続けられるまちづくりの一施策として、「うえたん号」が走り出します。

町では、他にも様々な企業と包括連携協定を締結し課題解決に向け
取り組んでいます。

問い合わせ 寄居町福祉課 電話048-581-2121